首イボを飲み薬で治したいとき
首元が開いた服を着ると目立ってしまう、ポツポツとした首イボ。
首イボがあると肌が汚く見えるだけでなく、ネックレスが首イボに引っかかり痛みを起こしたり、年齢よりも老化した印象を与えたりするため、首イボに悩んでいる人も多いです。
しかし、
首イボの治療というと、皮膚科ではさみによる切除や、レーザーや液体窒素で焼き切って取る方法が一般で、治療には痛みを伴います。
また、首イボを取るには時間的、費用的負担も大きくなるため、首イボの治療そのものを諦めてしまう人もいるでしょう。
そこで気になるのが、
イボを取る飲み薬です。
病院だけでなく、薬局でもイボに効くという内服薬が発売されています。
これらの飲み薬には、首イボを取る効果はあるのでしょうか?
イボの内服薬について、首イボとそのほかのイボの違いと合わせて詳しくみていきましょう。
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薬局で買えるイボを取る飲み薬にはどんなものがある?
イボは病院で外科的に切除して取るほかにも、薬局で売られている薬でも取ることも可能です。
ただし、
手や足にできるイボと違い、首イボに使える薬は限られています。
イボコロリのような塗り薬や貼り薬は、肌がデリケートな首には使えません。
首イボを取る目的で使える薬は、内服薬のみとなります。
イボを取る効果のある飲み薬は、ヨクイニンという生薬です。
イボに効果が認められている内服薬は、ヨクイニンただひとつとなっています。
ヨクイニンはハトムギの殻を取り、渋皮までを取り除いたもので、さまざまな薬効があることが知られています。
ハトムギは料理の素材やお茶の原料としても使われている身近な素材ですので、安全性が高い飲み薬であることが特徴です。
イボを取る治療というと、病院で液体窒素やレーザーで焼き切るといった外科治療が行われますが、強い痛みが生じることもありますので、誰にでもできるというものではありません。
そこで、内服薬が活用されています。
外科治療が難しい小さなお子さまのイボの治療や、何度も繰り返すようなイボの場合には、飲み薬が役立ちます。
飲み薬には、直接イボを取る外科治療のような即効性はありませんが、飲み続けるうちに徐々にイボに効果をあらわします。
ヨクイニンの内服薬は、病院で保険で処方してもらえますが、市販されている飲み薬もありますので、薬局やドラッグストアの店頭でも自由に購入できます。
イボを取る生薬ヨクイニンの内服薬の種類
ヨクイニンは、さまざまな形の内服薬が発売されています。
大きくわけると、抽出されたエキス成分を含む錠剤、顆粒、そして、ハトムギそのものを粉末とした飲み薬や、生薬そのもののヨクイニンがあります。
いずれも内服薬の効能として「イボを取る」という内容の記載がなされています。
具体的にどんな種類があるのか、みていきましょう。
ヨクイニン錠・顆粒
ヨクイニンの錠剤や顆粒は、主にヨクイニンエキスを使用し、飲みやすい錠剤や顆粒とした飲み薬です。
エキス含有の場合には、使用した原末量が記載されています。
病院で飲み薬を処方される場合には、エキス使用のものが処方されることが多いです。
ヨクイニンの飲み薬は、市販でも、クラシエやコタローなど、複数の製薬会社から発売されています。
中には、ヨクイニンの力を最大に引き出すために、エキスと末の両方を配合している内服薬もあります。また、そのほかにも肌や粘膜を正常化し、ヨクイニンのイボを取る効果をサポートする、ビタミンB2やCなどのビタミン剤が一緒に含まれている飲み薬もあります。
ヨクイニン末
ヨクイニンそのものを粉末とした飲み薬で、錠剤や顆粒の内服薬と比べると安価で入手できるのがメリットです。
しかし、1回に服用する量は原末のため多くなり、飲みにくいというデメリットもあります。
ヨクイニン生薬
ヨクイニンは、ハトムギの殻をとった、生薬そのものの粒状のものも飲み薬として販売されています。
煎じたものをお茶のようにして服用します。
煎じやすいように、ティーバッグとなっているものもあります。
ただし、あくまでもお茶ではなく飲み薬ですので、1日に決められた量を飲むようにします。
ヨクイニンサプリメント
顔や首など目立つところにできたイボにお悩みの方向けにヨクイニン(ハトムギエキス)を配合したサプリメントもあります。
*ハトムギCRDエキス
市販品は少なくネットでの通販のみの取扱商品がほとんど。
錠剤タイプで、1日に決められた量を飲むようにします。
飲み薬でイボを取る?イボの内服薬のメカニズムとは
ヨクイニンの飲み薬にイボを取る効果があるのは、ヨクイニンに含まれる「コイクセノライド」という成分が関係しているといわれています。
「コイクセノライド」には、抗腫瘍効果や、新陳代謝を活発にする作用があるためです。
ただし、現在のところ、ヨクイニンの内服薬がどのような作用機序でイボを取ることができるのかについては、まだ研究途上でありよく分かっていません。
しかしヨクイニンは古くからイボを取る効果がある飲み薬といわれているうえ、副作用も大きなものがないため、内服薬が処方される機会も多いです。
ウイルスを殺す効果はないものの、内側から体の免疫力を高めてウイルスを排除しやすくするため、イボを取る効果があると考えられています。
また、ヨクイニンはタンパク質やビタミン、ミネラルなど、肌の健康に欠かせない栄養素も含まれている飲み薬です。
食生活が乱れると肌あれなどのトラブルが起こりやすくなるように、栄養素の不足は肌に大きな影響を与えます。
肌の状態をよい状態に保つためにも、ヨクイニンの飲み薬やサプリメントは役立ってくれるでしょう。
イボの内服薬が効きやすいイボとは
イボの飲み薬の効果があらわれやすいイボは、ヒトパピローマウイルスによるウイルス性のイボである、尋常性疣贅と扁平疣贅です。
保険で内服薬のヨクイニンが処方される場合には、この2つが適応症となっています。
飲み薬で免疫が賦活され、体がウイルスを排除した結果、ぽろっとイボが取れてしまうのです。
ウイルス性のイボは、皮膚表面の傷からウイルスが侵入することによって起こります。
尋常性疣贅は手や足に、扁平疣贅は腕や顔にできることが多いイボです。
ウイルス性イボは、小さな傷から自家感染して広がるため治りにくいという特徴がありますが、この広がりを予防する目的でも、飲み薬のヨクイニンが処方されているようです。
内服薬で首イボは取ることはできる?
一方、首イボは、ウイルス性のイボとは異なり、小さな突起状のものが年齢を重ねるにしたがってあらわれ、増えることが多いです。
首イボは30代ごろからできるといわれていますが、中には20代で首イボができてしまったという例も聞かれます。首イボは老人性イボとも呼ばれ、若いうちに首イボが目立つとどうしても老けてみられがちで悩んでいる人も多いものです。
首イボの原因は紫外線、摩擦、乾燥などで、ウイルスや免疫には関連性がありません。
ヨクイニンの飲み薬は、新陳代謝が整い、肌のターンオーバーが正常となることによって、首イボに対してよい効果を与えてくれます。
ただし、即効性は期待できないと言えそうです。
ヨクイニンの内服薬のみで首イボを取ることは難しいと考えていた方がよいでしょう。
首イボは一度取ったとしても再発しやすく、首イボを改善するには、地道なスキンケアが大切です。
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首イボの場合、飲み薬は、外科治療や、首イボ対策のスキンケアと併用することによって、イボ取りをサポートする効果は期待できます。
内服薬で肌のターンオーバーが正常化することにより、首イボの原因となる、老化した細胞が皮膚の表面にとどまることを防ぎます。
イボを取るために飲み薬を使うときに注意したいこと
イボ治療の内服薬ヨクイニンを効果的に用いるために、飲み薬を使う際に注意点についても確認しておきましょう。
イボ治療用飲み薬の注意点・1
ヨクイニンは生薬の飲み薬ですので、基本的に空腹時に飲むことにより効果を発揮できます。
漢方薬などと同様に、食間(食後2時間)もしくは食前に飲むようにします。
イボ治療用飲み薬の注意点・2
ヨクイニンは副作用が少ない飲み薬ですが、まれに胃腸の不快感や発疹などが起こることがあります。
飲み薬を服用したあとに副作用のような症状がみられたら、まずは使用を中止して医師などの専門家に相談しましょう。
イボ治療用飲み薬の注意点・3
ヨクイニンの飲み薬は体を冷やす作用や、体内の不要なものを排除する作用があるといわれ、妊娠中の安全性は確立していません。
妊娠中に飲み薬を使いたい場合は、専門家の指示を仰ぎましょう。
イボ治療用飲み薬の注意点・4
飲み薬の効果はすぐにあらわれるものではありませんので、すぐにあきらめないことが大切です。
特に首イボの場合には明確な効果があるわけではありませんので、首イボ対策のスキンケアの一環として気長に取り組みましょう。
イボを取るための飲み薬について<まとめ>
年齢とともに気になってくる首イボは、ヨクイニンの飲み薬だけで取ることは難しいです。
ですが、ヨクイニンには免疫力を高め老廃物を排除するはたらきがあり、ビタミンやミネラルが含まれていますので、美肌をサポートしてくれます。
首イボを取る直接の作用はないにしろ、首イボ対策のスキンケアや病院での首イボ治療とともに、内服薬を併用するのはおすすめです。
スキンケアと併用して、ハトムギ(ヨクイニン)エキスのサプリメントの内服も効果的です。
即効性はありませんが、スキンケアと併用することでその作用を高め、改善を促してくれます。
サプリメントを選ぶ際にはハトムギエキスの質や配合量の高いものを選びましょう。
効果を早く実感することができます。
首イボ・ポツポツ対策におすすめのサプリメント
ハトムギCRDエキス+舞茸エキス
ハトムギを最新の技術で殻ごとエキス化した「ハトムギCRDエキス」は、角質粒、ポツポツ対策、美容面での効果も期待できる高品質サプリメント。
年々増えるポツポツ対策や、透明感のある肌を目指したい方にもおすすめです。
有効成分の質が高く、他にはない濃さで、ハトムギCRDエキスが1000mg(1日分5粒当り)配合されています。
話題のエイジングケア成分「舞茸エキス」も配合。
掲載情報について :当サイトでは正しい商品情報をご提供するようつとめておりますが、製造及び販売メーカーが告知なしに成分を変更することがございます。 したがって実際お届けの商品とサイト上の表記が異なる場合がありますので、ご使用前には必ずお届けの商品ラベルや注意書きをご確認ください。 商品画像はイメージです。実際にお届けする商品とパッケージ等が異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。いずれも商品の公式サイトの情報をよくご確認の上、ご購入頂けますようお願い申し上げます。
サプリメントに関する注意事項 :ランキング順位は商品の効果・効能に基づいたものではございません。 ご不明な点はご購入の前に必ず販売店・製造メーカーにご相談ください。 ご使用前には「使用上の注意」をよく読み、用法・用量を守って正しくお使いください。 疾病治療中の方、及び妊娠・授乳中の方はお医者様とご相談の上お召し上がりください。 原材料をご確認の上、アレルギーの方はお召し上がりにならないでください。
スキンケア用品ご購入に関する注意事項 :ランキング順位は商品の効果・効能に基づいたものではございません。 レビューにつきましても執筆者が使用した際の個人的感想に基づいたもので、特定のスキンケア効果を保証するものではありません。 商品によりましては定期コースについて、ある一定の期間の継続購入を条件とした商品もございます。 解約条件の有無などは商品の公式サイトの情報をご確認の上ご購入いただけますようお願いいたします。 ご不明な点はご購入の前に販売店・製造メーカーにご相談ください。