気になる首イボの原因を探る
いつの間にこんなところにイボ?
ポツポツしたものが・・・
最初に発見した時は実にショックなものでした。
気になるポツポツ、首イボと言われるものには主に、
- 老人性イボ(老人性疣贅)ろうじんせいゆうぜい
- アクロコルドン
- スキンタッグ
- 軟性繊維腫
- 懸垂性繊維腫
- 角質粒
などが挙げられます。
どれも良性のもので、必ず除去しなければいけないものではなく、健康上問題はありません。
そうは言ってもイボやポツポツは嫌なものですよね…。
イボそれぞれ特徴が少しづつ違いますが、どれも原因は一緒と考えられていて、ターンオーバーが滞り、メラニンや角質が排出できず厚くなって盛り上がった状態になってできると言われています。
そんな、私達の見た目を悩ますポツポツですが、残念ながらこの首イボ、何故出来るのかの根本的なメカニズムはまだ解明されていません。
それでもいくつか原因と思われることが提唱されていますので、探ってみようと思います!
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イボができやすい人・できやすい年齢
まず、原因につながる重要ポイントの「イボのできやすい人」の話です。
イボや角質粒はどんなタイプの人にできやすいのでしょうか?
これは大分わかってきています。
→老人性イボ
またの名を「年寄りイボ」と言うぐらいなので、首などに目立ってくるのは60代以上です。
しかし、小さいものやいずれイボに発展するシミは40代から増えていきます。
→アクロコルドン・スキンタッグ
こちらは女性に多く、早い人は20代から出現。
40代では多くの方に見られるようになります。
こちらは他にもできやすいタイプとして
- 肥満傾向の方
- 糖尿病の方
- 妊娠中の方、更年期後の方
があげられます。
女性に多いということで、女性ホルモン(ホルモンバランス)の関与が指摘されています。
→軟性繊維腫・懸垂性繊維腫
上記のアクロコルドン、スキンタッグになりやすい方の他に、体質や遺伝が原因とも考えられています。
体質によっては、1cm超えまで大きくなる場合も。
→角質粒
30代を過ぎた頃からできるのが1mm以下のポツポツとした角質粒ですが、多発するので気になり始める人が多くなります。
メラニン色素が主成分と言われ、放置しておくと角質粒が紫外線に反応して、色が濃くなったり少しずつイボ状に大きくなったりすることがあります。
これらのイボ・角質粒は、まれに20代でもできる場合がありますが、多くは30代あたりから徐々に見られるようになり、最も目立ってくるのが更年期を迎えた女性です。
様々な体調の変化が出てくるこの時期に多く発生する傾向があります。
イボができやすい場所
イボで一番身近なのは、首に多発する小さいポツポツ・首イボです。
しかし、実は首以外にも体の様々な部分にできます。
首の他にどんなところにできやすいのでしょうか。
→胸
皮膚が非常に薄く柔らかい胸はイボができやすい場所…。
女性の場合は特に、常にブラジャーや衣類が触れているため刺激を受けやすい部分です。
→脇の下周辺
タンクトップなどの肌着によって擦れることが多く、汗をかいて蒸れやすい部分でもある脇の下周辺。イボや角質粒ができやすい場所の代表格。
→脇腹
歩行時の腕のふり、物を持つ際など、脇腹は予想以上に腕と擦れ刺激を受けているためにイボが頻発しやすい場所です。
→太ももの付け根
いわゆる鼠蹊部(そけいぶ)と言われる部分。
24時間下着が擦れている部分でもあり、また近くにリンパ腺があるため、リンパの流れが悪いと老廃物が溜まりイボや角質粒ができやすい。
→まぶた
まぶたは非常に皮膚が薄く、また常に紫外線のダメージにさらされている部分。
みなさんお気づきでしょうか?
実は、すべて皮膚が薄い部分なのです。
このように皮膚が薄く弱い部分は、外的刺激に弱く摩擦や紫外線の影響を受けやすいと考えられ、老人性イボ、スキンタッグ、角質粒などの好発地帯なのです。
また、紫外線を浴びやすい首やデコルテ、顔面などには元はシミだったものがメラニン色素由来の老人性イボや角質粒に発展します。
これらのことから、摩擦や紫外線の刺激が老人性イボなどの増長の原因になっているのではないかと考えられているのです。
イボの主な原因とメカニズム
先程お話したように、首のイボの原因は実ははっきりと解明されてはいませが、どんなケースでイボが出来るかなどが幾つかわかっているので、そこから様々な原因と思われることが提唱されています。
イボと角質粒の原因1
→<加齢・老化>
加齢による新陳代謝の衰えでターンオーバーが滞り、イボが増大していくと考えられています。シミが変化して老人性疣贅の状態になることも。
更に、お肌の潤い不足から、皮膚の摩擦が大きくなってイボが出来てしまうこともあります。
イボと角質粒の原因2
→<紫外線>
イボの大きな原因とされ、紫外線によるお肌に与えるダメージは大きく、光老化を起こします。
そして紫外線によって体が疲労して、新陳代謝が低下。
そうするとターンオーバーを乱してしまい、イボが進行してきます。
顔はしっかり紫外線対策をしていても、首までは怠りがちなので、首にできやすいという傾向もあるのかもしれませんね。
イボと角質粒の原因3
→<体内ホルモン(女性ホルモン・インスリン)>
糖尿病患者や妊娠中にイボができやすくなることから、インスリンや女性ホルモンのバランスの変化が影響していると考えられています。
イボと角質粒の原因4
→<摩擦>
下着やアクセサリー、皮膚どうしなどで肌が擦れることで出来てしまう。
イボと角質粒の原因5
→<肥満>
スキンタッグや軟性繊維腫などは肥満傾向の方に多く見られます。
肥満によって皮膚がたるんだり、擦れたりすることで刺激を受けて、皮膚が角質化しやすくなっている。
また、肥満から新陳代謝の低下も原因の一つと言われています。
上の5つのイボの原因から主なポイントは、外部刺激と新陳代謝の低下だということが言えますね。
このような原因をかかえ、だんだん皮膚が老化していくと肌のターンオーバー(新陳代謝)が悪くなります。
ターンオーバーが低下すると、生成されたメラニン色素などが剥がれ落ちずに蓄積されやすくなり、結果的にイボ・角質粒として肌の表面にポツポツと残留するというわけです。
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首のポツポツを作らないようにするには
いわゆる老人性イボは統計では
- 60代だと80%の人
- 80代になると95%の人
この様に高い確率で身体のどこかしらに出来ていると言われています。
当たり前にできるから仕方ないと思う反面、できるだけイボや角質粒を作りたくないのも事実・・・
原因から言えることは、イボやポツポツを予防するためには、常日頃からの習慣として日常ケアに注意することがポイントとなります。
イボや角質粒、首まわりのポツポツをどのように阻止したらいいか、具体策をまとめました。
1.紫外線対策
老人性イボ(脂漏性角化症)の原因となる紫外線。
日焼け止めクリーム、日傘や帽子などを活用して、紫外線をできるだけカットしましょう。近頃は飲むことで紫外線に対する悪影響を防ぐ日焼け止めサプリも人気です。
2.スキンケア
肌が乾燥していると刺激から肌を守るバリア機能が衰えてしまいます。
イボ予防のため首にも保湿をしっかりしましょう。
更に美白化粧品の使用や、ターンオーバーを整える化粧品を利用し、シミの発生を予防することも大切です。
3.生活習慣
肌の新陳代謝を低下させるタバコ、ストレス、睡眠不足などに注意して、規則正しい生活を。
肌を内側から整えるビタミンCやEなどの栄養素を摂取するのもイボ予防に効果的です。
4.飲んで予防できるアイテム
ハトムギ茶、漢方で言うヨクイニン等のイボに良いとされる成分を摂取するのも効果的です。
ハトムギ茶だけでなく、ヨクイニンの医薬品やサプリメントも市販されています。
すでに角質粒やポツポツした小さなイボが複数あるなど「できやすいタイプ」の方は、これ以上ポツポツを増やさないためにもおすすめの対策法です。
首イボの原因検証<まとめ>
時間をかけて摩擦で増大していく老人性イボやポツポツした角質粒…。
原因を調べていて、何かに似ているなぁと思ったのですが・・・
「セーターにできる毛玉」にそっくりじゃないですか?
イボの中で最も気になってしまうのが首のポツポツなのですが、そんな目立つ部分なのに一旦できてしまうと加齢とともに増大していくなんて!
できればそんなもの出来てほしくないですよね。
毛玉のようにイボだって簡単に取れたら良いのに・・・
肉体なので簡単には取れないのが憎らしいです。
とにかくこれ以上増大させないように、外的刺激を防ぐよう予防していこうと思います。
首などにできるイボを予防・改善できるクリームやジェルなどを日常的に塗布するのも、イボができてしまう原因を食い止めることになるのでおすすめです。
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