首イボをハサミで切るのは危険?
ポツポツと出てきた首イボ。
皮膚科の治療では切除することもありますが、自己判断でハサミや爪切り、ピンセットなどで切る行為はとても危険です。
今回はなぜ自分で首イボを切ることが危険なのか、その理由についてみていきましょう。
全ての首イボがハサミで切ってよいイボではない
まず、認識しておかなければならないのは、切ってよい首イボと切ってはいけない首イボがあることです。
皮膚科では医師がイボを診断したうえで、切除という治療を行っています。
ウイルス性イボなどハサミで切ると危険な首イボもある
首イボには、皮膚の老化によってできるイボと、ウイルスが原因でできるイボがあります。
通常、首イボは老化が原因のものが大部分ですが、首にウイルス性のイボができる可能性はゼロではありません。
万一ウイルス性のイボであった場合、ハサミで切るとそこからウイルスが広がり、周囲の皮膚にもイボができてしまいます。
このほか、首イボと思い込んでいたものが、悪性の腫瘍というケースもありますので、診断は重要です。
老化によるイボも切ることがベストな治療ではない
老化によってできる首イボの場合は、感染の危険性はないのでハサミで切るという治療が可能です。
しかし、同じ老化による首イボでも、イボの形状により、ほかの治療法を選んだ方が治療結果がよい場合があります。
具体的にいうと、イボが皮膚から突起状にあらわれているスキンタッグの場合には、茎のような部分があるのでハサミで切る治療が適しています。
皮膚科では、専用のハサミを使って切りますので、痛みや出血は最小限で傷跡も残りません。
一方、
首イボでも突起の少ないアクロコルドンの場合には、切り取りが難しいため、炭酸ガスレーザーを使った治療を用います。
また、サイズの大きくなった軟性線維腫の場合では、ハサミでの切除は痛みや出血などのリスクがありますので、その大きさにより炭酸ガスレーザーを使用するか、局所麻酔による手術を行います。
自分で首イボをハサミや爪切り、ピンセットで取るリスク
一見取れそうに見える首イボの場合、ハサミやピンセットなどで取れないだろうかと考えがちです。
しかし、
自分での処置はさまざまなリスクが生じますので、安易に行うべきではありません。
首イボを自分で切るという行為には次のような危険性があります。
痛みや出血がある
自分で首イボを切る場合に使うハサミや爪切りは、医療用ではないため、無理に切ってしまうことになります。
その結果、傷口が大きくなり、痛みや出血を生じやすいです。特に血管を傷つけてしまうと、なかなか血が止まらないというトラブルも引き起こします。
傷になったり再発したりする
ハサミなどでイボの部分以上に皮膚を深く切ってしまうと、傷跡を残してしまいます。
ピンセットを使う場合でも、イボと皮膚を無理やり引きちぎることになりますので、正常な皮膚へのダメージは避けられません。
また、逆にイボの取り方が不十分な場合は再びイボとなって成長してしまい、かえって見た目が悪くなることもあります。
炎症や化膿などの危険性がある
自分でハサミや爪切り、ピンセットなどを使って首イボを切る場合、消毒が不十分であることや、傷口が大きくなる点で感染のリスクが大きいです。
炎症を起こしたり、細菌が侵入して化膿したりする可能性があります。
首イボが出来たらどうしたら…?
以上のように、自分で首イボを切るのは、さまざまなリスクをともないます。
では一体、首イボが出来てしまったらどうしたら良いのでしょうか?
首イボの大きさや状態によって判断しましょう。
→大きな首イボや数が多い場合
素人判断は大変危険です。
皮膚科を受診し、適切な治療を受けましょう。
特に急激に首イボが増えた場合にはウイルス性やその他疾患が疑われます。
→首イボが小さく軽度の場合
スキンケアによるターンオーバーの改善によって自然と取れることもあります。
首イボ対策専用のクリームやジェルなどを試してみましょう。
首の乾燥やざらつき対策にも有効で、継続して使うことにより、首イボができにくい肌に整えてくれます。
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